妊娠線が痒いときは皮膚科に行くのがいい?

妊娠線は、お腹が大きくなり始める、妊娠5~7ヵ月頃から出始めると言います。

妊娠線ができる原因の1つに、「乾燥」が取り上げられますが、肌が乾燥していると、痒みがでる場合があります。

そんな時、どうしたらいいのでしょうか。
そこで今回は、妊娠線が痒い時にどうしたらいいのか、ご紹介しましょう。

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妊娠線ができる原因

妊娠線は、肌の表面に現れますが、実は皮膚の表面にできている線ではないのです。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織という3層で成り立っています。

一番上にある表皮は弾力があるため伸びやすいのですが、表皮の下にある真皮や皮下組織は弾力がなく、急激にお腹が大きくなることで、真皮や皮下組織がその力に耐え切れず、裂けてしまい、内出血を起こしてしまいます。

これが妊娠線の正体です。

表皮はとても薄いため、内出血が起きている線(亀裂)が見えてしまうのです。

表皮ではなく、真皮・皮下組織に亀裂が入るので、出産後もなくなることはないとされています。

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妊娠線が痒い原因

妊娠線も、皮膚内部の組織に亀裂が生じる「傷」ですので、皮膚表面の傷と同じようにかゆくなることはあります。

ただ、その他妊娠線がかゆくなる原因としては、ホルモンバランスの変化も影響している可能性があります。

妊娠したことにより、ホルモンバランスが崩れ、肌質が変わることがあるのです。

妊娠中に分泌されるホルモンの影響により、肌が余計に乾燥するというのも原因のひとつです。

妊娠線が痒くても掻いてはいけない

皮膚が痒いと、耐え切れず、ついに爪を立てて描いてしまいがちですが、それは絶対にいけません。

前述したように、妊婦さんの肌はとても敏感になっています。

爪を立てて、痒いところを掻いてしまっては、皮膚を傷つけてしまう恐れがあるからです。

また、皮膚が傷つくと、色素沈着が起こることがあります。

妊娠線ができるところが、痒くてそこを掻きむしっても、妊娠線が増えるということはありません。

しかし、掻きすぎたことで、妊娠線が目立ってしまい、その結果、妊娠線が増えたよう見える場合があります。

引用:https://mamanoko.jp/articles/24326

妊娠線が痒い場合の対策

肌に痒みを感じると、ストレスの原因にもなります。

イライラしたり、ストレスが貯まってしまうのは、お腹の赤ちゃんに良くありません。

できるだけ、痒みが出ないように予防することが大切です。

保湿

一番大切なのは、お肌を乾燥から守ってあげることです。

保湿クリームを塗ることで、痒みを緩和させるができます。

ただ、通常の「保湿クリーム」では、妊娠線ができる皮膚の内側、真皮や皮下組織まで水分が行き届きません。

皮膚の奥深くまで届く効果のある、妊娠線専用のクリームやオイルを使用して、常に潤いをある肌でいることが、痒みを抑える良い方法の1つでしょう。

刺激の少ない下着や服を選ぶ

妊婦さんの肌はとても敏感です。

妊娠前につけていた下着や服でも、妊娠中に使用することで、かぶれたり痒みが出たりすることもあります。

化学繊維ではなく、シルクやコットンなどの天然素材を使用すると良いです。

汗をかいたら着替える

汗や汚れなどで、痒みが生じる場合もありますので、

こまめに下着を変えるなど、肌を清潔な状態に保つと良いです。

冷やす

血行が良くなると、痒みが増すため、そんな時は濡れタオルなどで、一時的に痒みを沈めてあげましょう。

柔軟剤の使用を控える

体を拭くタオルや、服などに残る柔軟剤でかゆみがでることがあります。

すすぎをしっかりして、柔軟剤を使用するか、赤ちゃん用の低刺激性の柔軟剤を使用すると良いでしょう。

赤ちゃんの肌でも使用できるため、妊娠中の敏感な肌でも、安心して使用することが出来ます。

引用:http://www.suzukicl.jp/

痒みがどうしても収まらないなら、皮膚科へ

妊娠線の痒みがどうしても、我慢できない場合は、皮膚科へ行きましょう。

市販の薬でも、痒み止めの薬は販売されていますが、商品によっては、妊婦さんが使用できないものもあります。

安全のためにも、妊娠中は市販の薬を使用しないほうが良いでしょう。

皮膚科で妊婦さんでも使用できる薬を処方してもらうことをおすすめします。

痒いのは妊娠線ではないかもしれない

保湿を心掛け、汗などもこまめに拭いているのにも関わらず、まだまだ痒みが治まらない場合は、ただ単に妊娠線が痒いということではないのかもしれません。

いつまでも、痒みが引かない場合は「妊娠性掻痒」や「妊娠性痒疹」の可能性があります。

妊娠性掻痒は、妊娠中のホルモンのバランスや肝機能の低下によって起こると言われていますが、はっきりとした原因は分かっていません。

アレルギー反応の一種と考えられています。

 

原因がはっきりと分かってはいないのですが、初産の人よりも経産婦さんのほうが、多く発症すると言われています。

夜、眠れないほどの強い痒みが出ることが多いので、どうしても痒みが引かない場合は、皮膚科を受診して、適切な処置を受けるようにしましょう。

 

妊娠線痒疹は、妊娠線ができている箇所だけではなく、全身に強い痒みが出る皮膚疾患です。

皮膚が少し盛り上がったり、小さな発疹が出るのが特徴です。

蕁麻疹によく似ていますが、妊娠中、体中のいたるところにでき続けるところが違います。

ひどい痒みに襲われ、我慢できず掻きむしってしまうため、皮膚がただれて炎症を起こしてしまうこともあります。

掻きむしって、皮膚がただれてしまったりすると、それらの傷が色素沈着として、残ってしまう恐れもあるため、痒みがある場合は、適切な処置のもと、あまり掻かないようにしましょう。

産婦人科でも薬をくれる

皮膚の炎症があった場合、皮膚科に行くことも良いのですが、やはりその薬が妊娠中に安全に使用できるのか、不安になりますよね。

そんな時は、産婦人科での定期検診の際、担当医師に相談してみましょう。

妊娠中でも、問題なく使用できる薬を処方してもらえることもあります。

引用:http://xn--u9j3na1e985ubd6btf1cvuh.com/ninshinsenl…

まとめ

いかがでしたか?

妊娠線ができる時、人によっては痒みが生じることもあります。

痒いのだから、掻きむしりたい気持ちは分かりますが、掻いてしまったキズが、更に醜いものとして残ってしまう恐れがあるので、できるだけ描かないようにしましょう。

どうしても、痒いときは、皮膚科や産婦人科で医師に相談することも良いことです。

痒みは大きなストレスです。元気な赤ちゃんを産むためにも、妊娠中はストレスを持たないことがとても大切です。