妊娠線が痒い時の対処法は何がある?

妊娠中にできてしまう妊娠線ですが、原因の1つに「乾燥」が考えられます。

妊娠線に限らず、お肌が乾燥してしまうと、痒みを伴う場合があります。

痒みは掻けば掻くほど、痒みが増すため、ストレスにもなります。

妊娠線が痒い時、何か対処法はあるのでしょうか?ご紹介しましょう。

引用:http://www.妊娠線予防クリームモデル比較.com/

妊娠中にできる妊娠線とは

妊娠線は、妊娠中にお腹をはじめ、太ももや二の腕、お尻などに現れる線の事です。

妊娠していなくても、急激に体重が増加した人にも起こる現象のことをさします。

肌の表面に現れますが、実は皮膚の表面にできる線ではありません。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織という3層になっています。

表皮は弾力があるため伸びやすいのですが、反対に真皮や皮下組織は弾力がありません。

急激にお腹が大きくなると、弾力がある表皮は大きくになるにつれて伸びることが出来ますが、弾力がない真皮や皮下組織は、大きくなる力に耐え切れず裂けてしまい、内出血を起こしてしまいます。

これが妊娠線、肉割れ線の正体です。

表皮はとても薄いため、裂けめ(亀裂)が見えてしまい、皮膚の表面にできたものだと勘違いしますが、実際は、表皮ではなく、内側の真皮・皮下組織に亀裂のため、修復はとても難しく、出産後もほとんどなくなることはないとされています。

一般的に、赤ちゃんの成長につれて、お腹がどんどん大きくなる結果、裂けている肌の部分に内出血が起きることにより、赤紫色の腺になるものは割と新しい妊娠線です。

一方、皮膚内の内出血がおさまってくると、線が銀白色のように見えてきます。こちらは、旧妊娠線とも呼ばれています。

引用:https://www.life-rhythm.net

妊娠線が痒くなる原因

妊娠すると、ホルモンバランスの変化などの影響で肌質が変わることがあります。

赤ちゃんを迎える準備をするために、体内で副腎皮質のコルチコステロイドというホルモンと、女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されるからです。

コルチコステロイドは、お肌のターンオーバーを抑制する働きがあるため、肌を潤すコラーゲンが生成されにくくなってしまい、肌が乾燥ぎみになってしまいます。

またプロゲステロンは新陳代謝の活性化やお肌のハリを促すエストロゲン(卵胞ホルモン)の作用を抑制してしまう働きがあるため、乾燥や肌荒れを起こしやすくなってしまいます。

妊娠中は、妊娠前よりも基礎代謝が上がり、汗腺の機能が活発になることで、いつもよりも汗をかきやすくなりますし、また肌が敏感になることで、下着や洋服などが擦れたりするだけでも、痒みを感じることが多くなるのです。

 

また、妊娠線は、真皮や皮下組織の損傷です。

転んだりすると、そこから出血が生じたのち、そのキズ跡は、かさぶたになります。

かさぶたになってしまったとき、痒みを伴うことはありませんか?

それと同じ原理でもあります。

 

妊娠中に痒みが生じる場合は、乾燥やホルモンバランスの変化が原因とされていますが、産後に起きる妊娠線の痒みは、真皮や皮下組織に亀裂が入ったことで起きる、キズあとの痒みと同じものです。

妊娠線は、肌の表面ではなく、皮膚の内側とはいえ、キズはキズですから、痒くなることはもちろんあるのです。

 

引用:https://mamanoko.jp/

妊娠線が痒い場合は

妊娠中、乾燥による痒みの場合は、保湿を心掛けたり、汗を拭いたり、柔軟剤を低刺激性のものに変えたりなど、あらゆる対策ができます。

乾燥して、妊娠線が痒い場合は、しっかりと保湿することを心掛けてください。

しっかり保湿をすることで、痒みが治まっていくこともあります。

また、肌が痒い場合は、温めるよりも冷やしたほうが、痒みが治まります。

妊娠線専用の予防クリームやオイルを使用する前に、冷蔵庫で冷やしてから塗ると気持ちが良いです。

冷たいクリームやオイルが苦手だという人は、人肌程度のお湯にタオルを濡らして、少し冷やしてあげるのも良い方法です。

しかし、お腹の場合は、赤ちゃんのためにもあまり冷やしてはいけません。

掻きすぎるとひどくなる

妊娠線は掻きすぎるとふえていくのでしょうか?

掻きすぎたことによって、直接妊娠線が増えるということもありません。

しかし、掻きすぎてしまうと、皮膚が炎症を起こしたり湿疹ができたりします。

更にひどくなると、色素沈着をおこしてしまうため、妊娠線が悪化したように見えてしまい、結果、妊娠線が増えたように感じる人もいます。

妊娠線の周りに湿疹や色素沈着ができると、今ある妊娠線が更に目立ってしまうのです。

妊娠線と痒みの対策

色素沈着は、肌表面のキズであるため、時間が経てば少しつずつ薄くなっては来ます。

この薄くなる期間は、人の代謝によって異なるため、一概に〇〇ヶ月とは言えません。

少しでも早く目立たなくさせたいのであれば、妊娠線専用のクリームを使用しましょう。もちろんこれも時間はかかりますが、妊娠線専用のクリームやオイルは、妊娠線を目立たなくさせる効果もあるため、即効性はありませんが、根気よく続けていくことで、妊娠線は目立たなくさせることが可能になります。

もちろん、妊娠線自体が気になってしまい、美容皮膚科などでレーザー治療を行えば、目立たなくすることは可能です。

しかし、費用と時間がかかることから、できる限り、妊娠線ができないように予防をしっかりしておくことがベストな対策です。

妊娠線ができなければ、妊娠中も産後も痒みに悩まされることはありません。

むしろ、妊娠線ができて嬉しい妊婦さんなんていないのです。

そのため、妊娠したら、できるだけ早めに妊娠線予防をすることをおすすめします。

妊娠初期は、つわりなどで妊娠線クリームやオイルの香りが受け付けないことがあるかもしれませんが、そんな時は決して無理をせず、つわりが治まってから予防するようにしましょう。

妊娠線は、お腹が大きくなる妊娠7ヵ月頃からでき始めると言います。

しかし、お腹はその前から少しずつふっくらとし始めるため、可能であれば、その頃かららしっかりと保湿対策を行っておくと良いでしょう。

適切な肌ケアをしていることで、肌がしっかりと保湿されて、急激にお腹が大きくなっても、妊娠線ができにくくなるのです。

引用:https://www.qlife.jp

どうしても我慢できない場合は、皮膚科を受診しましょう

冷やしても、保湿を心掛けても、どうしても痒みが我慢できない場合は、皮膚科を受診すると良いです。

皮膚科では、ステロイド剤が処方されます。

ステロイド剤は、かゆみに効果があるといえますが、ステロイド剤の使用が心配の方は、医師に相談すると良いです。

引用:https://mamari.jp

まとめ

いかがでしたか?

妊娠中の妊娠の痒みは、ストレスになります。

妊娠中のストレスは、お腹の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。

我慢できず、ついつい掻きむしってしまいたくなりますが、我慢しましょう。

痒みを抑えるために、薬を使用したり、皮膚科を受診することはできますが、やはり一番良い対策は、「妊娠線を作らない」ことです。

妊娠線ができなければ、痒みが生じることはないからです。

そのためには、妊娠してから早めに妊娠線予防クリームやオイルを使用することをおすすめします。