
引用:https://angie-life.jp/
一度できてしまった妊娠線は、今の医学では完全に消すことは難しいとされています。
しかし、少しでも目立たないようにすることはできないのでしょうか。
市販されている保湿効果の高いニベアクリームは、できてしまった妊娠線を消すことはできるのでしょうか。
そこで今回は、妊娠線とニベアクリームの関係性についてご紹介します。
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Contents
ニベアが妊娠線に良いと思われている理由
妊娠線にニベアが良いといわれていますが、理由はニベアの成分にあります。
ニベアには、ホホバオイル、グリセリン、ミネラルオイルが含まれている他、保湿成分であるワセリンも多く含まれおり、保湿の強い味方です。
ホホバオイルは、ターンオーバーを促してくれるとされるビタミンB群も豊富に含まれています。
ですので、妊娠線予防にも、できてしまった妊娠線にも、ターンオーバーを促進することで、線が目立ちにくくなることがあります。
またグリセリンは、妊娠中の敏感な肌を守ってくれますし、ミネラルオイルという成分は保湿力が高いため、肌の乾燥防止が期待できます。
これらの成分を見ると、肌を保湿するためには、とても効果的なクリームであることが分かります。
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ニベアで妊娠線予防はできるのか
保湿効果の高いニベアは多くの種類がありますが、中でも有名なニベアの青缶のクリームは大缶(169g)でも500円前後という、コスパも素晴らしい商品です。
体だけなく、顔にも使用できるほどの優れものですが、残念ながら妊娠線予防にはあまり適してはいません。
ニベアは肌の表面はしっかり保湿してくれるのですが、肌の内側部分、つまり3層に分かれている皮膚の真皮や皮下組織まで水分が行き届かないため、妊娠線予防するためには、十分ではありません。
前述したように、妊娠線は肌の表面の傷ではなく、肌の内側の真皮と皮下組織の損傷のため、肌の表面だけ保湿をしていても、妊娠線予防の効果はあまりありません。
しかし、たっぷり使用することで、肌の保湿がしっかりできて、妊娠線予防につながることもあります。
ニベアはできてしまった妊娠線を消すことができるのか
これも、残念ながらニベアでは妊娠線を消すことはできません。
妊娠線は一度できてしまったら、ほとんどの場合、自然に消えていくことはありません。
しかし、稀にニベアを使用して、妊娠線が消えたという口コミがありますが、それはその人が持っている肌の自然の力で妊娠線が消えただけであり、ニベアを塗ったからというわけではありません。
妊娠線を消すためには、専用のクリームを使用する必要があります。
これらは、表皮の細胞を再生させる効果がありますが、値段がニベアに比べて高価なものになります。
しかし、すぐに効果が現れるものではないので、根気よく使用し続ける必要があります。
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妊娠線を消すことはできないニベアだけれど
妊娠線予防やできてしまった妊娠線のために、ニベアを使用することは無意味ではありませんが、あまり効果は期待できません。
ただ、保湿効果が高い上にコスパも非常に良いので、値段を気にせずに使用することが出来ます。
たくさん使用することによって、高い保湿効果が得られるため、肌の乾燥を防ぐことはできます。
しかし、真皮や皮下組織まで水分が行き届かないということから、妊娠線に対しては、不完全なクリームと言えるでしょう。
妊娠線の発生源は、肌の内側部分の真皮と皮下組織です。
真皮は伸縮性が弱いため、肌の表面(表皮)よりも、少しの乾燥で亀裂が入ってしまいます。この真皮にアプローチをするようなクリームでなければ、妊娠線を予防することもできませんし、消すこともできません。
また、妊娠線ができるのには、個人の体質にもよります。
しっかりと妊娠線予防のクリームを塗っていたのに、妊娠線ができてしまった人もいますし、予防をしていなかったのに、妊娠線ができなかった人もいます。
妊娠線ができにくい人は、ニベアでも予防はできるかもしれませんが、必ずしも「ニベアは妊娠線に効く」ということではありません。
妊娠線を消す方法
妊娠線は、一度できてしまうと、続けてどんどんでてきます。
では、その醜い妊娠線を消す方法はないのでしょうか?
妊娠線を消すために必要なのは、裂けてしまった真皮や皮下組織の表皮細胞を再生させて傷を覆い隠すことです。
そのためには、表皮が薄く浸透しやすい状態でなければいけないのです。
つまり薄く浸透しやすい状態というのは、妊娠線が赤みを帯びているときです。
そのため、妊娠線が皮膚に現れてきてしまっても、諦めずにクリームやオイルを塗り続ける必要があるのです。
そして妊娠線を消す方法は大きく分けて2つあります。
医療機関で消す方法と自宅で消す方法です。
しかし、一度できてしまった妊娠線を完全に奇麗に消すことは難しいです。
あくまでも、できてしまった妊娠線を目立たなくするための方法ということを覚えておいてください。
医療機関やクリニックで妊娠線を消す
レーザー治療をすることで、短期間で妊娠線を目立たなくすることができます。
しかし、授乳中は、レーザー治療をすることはできないので、授乳後に治療をすることになります。
また医療保険適用外のため、全額自己負担になります。
費用の面では、かなりの負担になりますが、即効性があるため、人気の方法でもあります。
自宅でセルフケア
皮膚科で妊娠線改善効果を目的とした医療用のクリームを処方してもらったり、市販されている妊娠線専用のクリームを購入して、根気よく自宅でセルフケアします。
即効性はありませんが、自宅で気軽に行えるのが良いでしょう。
口コミでニベアは大人気
「妊娠線 ニベア」とインターネットで検索してみると、多くの人がニベアを妊娠線予防として使用していたり、できてしまった妊娠線を消すために使用しています。
決してニベアが妊娠線には全く効かないというわけではありません。
しかし残念ながら、ニベアの成分では、妊娠線の予防にもできてしまった妊娠線にもほとんど効果がないことは、理論上説明がつきます。
それでもニベアは妊娠線に効くというのは、それはその人が、妊娠線ができにくい体質の人だったということでしょう。
妊娠線予防にニベアを使用している人はよく聞きますが、一方、できてしまった妊娠線を消すのに、ニベアが役に立ったという口コミは、ほとんど見当たりません。
ニベアは、お肌が乾燥しがちな妊娠中に、保湿クリームとして使用するのが、良い使用方法と言えるでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?ドラッグストアなどで、気軽に購入することができ、コスパのよいニベアクリームですが、できてしまった妊娠線にはあまり効果がありません。
それは妊娠線が出来てしまった箇所に水分が行き届かないのが大きな理由です。
やはり、出来てしまった妊娠線には、専用のクリームを使用するようにしましょう。