肉割れは、一度出来てしまうと消すことは出来ないというのが一般的です。
しかし、実際に肉割れが出来てしまうと「どうにか消す方法はないだろうか」と考えるのは当然の気持ちです。
そこで、今回は「肉割れでの治療費がいくらかかるのか」について解説していきます。
Contents
肉割れでの治療費って、いくらかかるの?
肉割れができてしまった場合、肉割れを消す方法としては、大きく2つに分けることができます。
①肉割れ・妊娠線対策の専用クリームを使ってケアする方法
②美容皮膚科で治療を受ける方法
より確実に肉割れを消す方法は、美容皮膚科で受ける方法です。
美容皮膚での肉割れの治療は、「レーザー」と「炭酸メソ(炭酸ガスを用いる方法)」の2種類があります。
肉割れを消す治療は、治療を受ける美容皮膚科や美容整形外科クリニックによって費用が異なります。(ここでは、表記を美容皮膚科に統一します)
一般的な料金計算は、「治療する場所の大きさ×回数」です。
肉割れを消すための治療は、保険適応外の自由診療です。
治療は全て実費となります。
1回1万円からの治療出来る美容皮膚科もあれば、部位で20万円といった料金形態もあり、費用は美容皮膚科によってそれぞれ異なります。
妊娠線の深さには個人差があり、線の深さが深くなるほど消えにくくなります。
その場合は回数も必然的に増え、より費用もかかってしまいます。
消したい妊娠線の大きさや状況によってはとても大きな金額になる可能性があるので、注意が必要です。
まずは、専用のクリームでのケアから始めるのがオススメ
美容皮膚科での治療は、専門家と相談しながら進められるというメリットがあります。
色々と調べる手間もかかりませんし、なによりも専門家と相談できるという点では安心ですが、高額な治療費が必要となってしまう点がデメリットになります。
そのため、まずは肉割れや妊娠線専用のクリームを使ってケアをするところから始めてみましょう。
専用クリームでのケアしても効果を全く実感ができないという段階で美容皮膚科での治療を検討するのがオススメです。
肉割れケアの専用クリームは、どんなに口コミが良いのでも全ての人が満足できている訳ではありません。
人によって肉割れの深さなどの症状も違いますし、肌の状態であったり、きちんと原因を解消できているかどうかによっても効果の現れ方は変わってきます。
妊娠線専用のクリームを使ってケアをしていてもも、寝不足や太ったりやストレスなどの生活習慣など、肌に悪い部分を改善していなければ、逆に症状がひどくなることもあり得ます。
そのため、まずは肉割れケア専用クリームを使ってみても効果が実感できないのであれば、美容皮膚科での治療を検討するというように段階を踏んでいくことがオススメです。
肉割れケア専用クリームは、「プレマーム」がオススメ!
「プレマーム」は、妊娠線・肉割れ専用の予防クリームとして有名ですが、プレマームは出来てしまった妊娠線や肉割れにも効果があるという特徴があります。
肉割れは、肌が乾燥が原因になることがあります。
プレマームには保湿成分や美容成分がたっぷりと含まれているので、乾燥肌をしっかりと保湿してみずみずしい肌へと導く効果も期待できます。
プレマームは肌にハリやツヤを与えてツルツルの肌へと導いてくれるので、肉割れや乾燥肌、肌の凸凹など様々な肌の悩みへ効果があり、美白効果や引き締め効果も期待できる万能な保湿クリームです。
プレマームは肌に刺激を与えないよう徹底されています。
敏感肌の人や妊婦さんも安心して使用することでき、顔を含む全身につかえるという点もプレマームの大きな特徴のひとつになります。
美容皮膚科のレーザー治療や炭酸メソなら肉割れは治る?
実際のところ、非常に残念ですが肉割れが一度できてしまうと完全に治ることはありません。
美容皮膚科での治療でのレーザー治療や炭酸メソの治療を受けた場合でも同様です。
肉割れを治して完全に消すことは出来ないのですが、肉割れはだんだんと薄くなって目立たなくなってきます。
これは、妊娠線の場合も同様です。
肉割れ専用クリームをつかったり、美容皮膚科で治療をしている人は、肉割れを治して完全に消すのではなく、目立たなくする事を目的にケアをしているといえます。
何もケアをしなくても何年もすれば自然と薄くなる
そもそも肉割れは、放置しても段々と薄くなってきます。
肉割れは妊娠線とも呼ばれますが、妊娠をした女性の半数近くが肉割れ線ができてしまいます。
それも発症をしたばかりの頃は、赤紫色にくっきりと残ってしまうので、余計に目立って見えてしまいます。
しかし、段々と白っぽくなり、肉割れの時間の経過とともに段々と薄く目立たなくなってきます。
肉割れをレーザー治療で治すと、費用はどれくらい?
それでは、実際に肉割れを美容皮膚科で治療すると、費用はどれくらいかかるのでしょうか。
レーザー治療には、種類がいくつかあります。
今回は、「フラクショナルレーザー治療」と「サーマクールCPT治療」について解説していきます。
フラクショナルレーザー治療の場合
「フラクショナルレーザー治療」とは、患部にドット状のレーザーを照射する治療方法です。
点状に照射されたレーザーの熱により、皮膚には目に見えないほどの無数の小さな穴があきます。
すると、「皮膚が無数の穴を修復しようとして働くため、コラーゲンの産生が活性化されて肉割れの解消につながる」というメカニズムです。
治療にかかる金額は、患部の大きさによって個人差がありますが、治療が1回で終わることはまずありません。
間隔を開けて何度か施術を続けなければならず、トータルの費用としては少なく見積もっても10万円~20万円、長引いた場合はそれ以上の費用が必要になります。
サーマクールCPT治療の場合
「サーマクール治療CPT」とは、高周波を照射することでレーザーや赤外線では届かない皮膚の深部にまで熱を加える治療方法です。
最初の照射によってコラーゲンが変性・収縮し、引き締め効果が生まれます。
そして、照射後4〜12週間に渡り、「熱によって刺激を受けた皮膚が自らを修復しようとする作用によりコラーゲンが生成される」というメカニズムです。
肌のたるみ解消、リフトアップのために使われることも多い治療法です。
サーマクールCPT治療は、基本的に1回で終了します。
皮膚を直接傷つける施術ではないので、「ダウンタイムもほとんどない」という特徴があります。
費用は10万円〜30万円程度、部位や施術範囲によっては70万円前後かかることもあります。
肉割れを炭酸メソで治療すると、費用はどれくらい?
「炭酸メソ」とは、極細の針を使って血液中の酸素を放出させる作用のある炭酸ガスを真皮層に直接注入する治療方法です。
①血流が改善されて新陳代謝がよくなる
②炭酸ガスで与えられたダメージによって皮膚の再生が促進されてコラーゲンの産生が増える
上記の2つの効果により、「コラーゲン繊維が断裂してしまった真皮層が修復される」という仕組みです。
炭酸メソは、皮膚表面を大きく傷つけることもなく、体内に注入された炭酸ガスはすぐに抜けてしまいます。
副作用やダウンタイムもほとんどないのが特徴です。
多くの場合、施術回数は4~5回で完了しますが、状態によってはこれよりも少なくてすむこともあります。
ただし、施術を複数回行う場合、少なくとも2週間ほどの間隔を置かなければなりません。
4〜5回施術を受ける場合、少なくとも2〜3ヶ月ほどの期間がかかるってしまいます。
費用は患部の大きさによって異なりますが、1ヶ所1〜4万円前後が相場です。
おわりに
今回は、「肉割れでの治療費はいくらかかるのか」について解説してきました。
肉割れは、健康に悪影響のあるものではないため、治療を受ける場合は美容皮膚科でも自由診療になります。
費用もクリニックによって異なり、高額になります。
今回解説したことを参考に、ご自身にあった肉割れケアの方法を見つけてみてくださいね。